新規実装されたブルンゲル。
耐久が高く、珍しい複合タイプであるみず・ゴースト。
非常に注目されており、まだ研究が進んでいませんがスーパーリーグにおいてどのような対面結果が存在するのでしょうか。
今回は特殊なクラゲちゃんの対面の強さを見ていきます。
ブルンゲルの紹介と縛り
タイプ:みず・ゴースト
技1:たたりめ・あわ
技2:シャドーボール・れいとうビーム・バブルこうせん
耐久型のステータスで、何度も言いますが待望のみず・ゴースト。
クッションによし、相性のいいポケモンへの制圧によし。
あと癒し。
かなりの高スペックを誇りますが、入手が困難です。
登場時点ではGBLの固定の勝利報酬と同じくランダム報酬のみ。
今回の特集ですが、そんな厳選が難しいブルンゲルという事でちょっと適当な個体を用意します。
『11・13・15』
雑な個体値ですが、一応防御よせです。
こうしないとマリルリに負けてしまうパターンがあるので。
そしてブルンゲルの技は下記に固定して検証していきます。
技構成:たたりめ・シャドーボール・れいとうビーム
バブルこうせんを使っているユーザーさんもいるのですが、チルタリスやトロピウスへの打点。
そして、バブルこうせんだと思って貼ってこないタイプの型への攻撃的対処という感じでやっていきます。
ブルンゲル完全有利対面
まずブルンゲルの優秀なタイプ構成からお見せしたいので、この項目から。
ブルンゲルには恐ろしい事に強ポケに対する完全有利対面が結構多いです。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
つまりこういうの。
では見ていきましょう。
マリルリ
勝因はマリルリの技よりも回転が速く威力も高いから。
マリルリはれいとうビームですら5回の技が必要なのに、ブルンゲルもシャドーボールを5回で打てるんですよね。
そりゃ勝てんわ。
ただし、ブルンゲルの個体値が悪すぎると押し負けるパターンがあるので、そこだけは注意して下さい。
ラグラージ
ラグラージ側はシャドウでも基本的にブルンゲルに完封されます。
唯一の勝ちパターンは、ノーマルラグラージ、シールド0枚同士でじしんとハイドロカノンを最速で当てた場合です。
この場合のみ勝利することができます。
その他のパターンは全て負け、じしんを持っていない時点で詰みゲーです。
ペリッパー
超注目株のペリッパーですが、ぼうふう2発よりもシャドーボールの方が早く、どうやってもブルンゲルを削り切れません。
一応シールド1枚ないしは2枚同士でウェザーボールにシールドを貼らせてぼうふうで処理する。
というパターンで勝ちを拾えます。
ただし、使うシールドの枚数分ウェザーボールのブラフを成功させないと負けます。
また、捕捉でニョロトノもシールド1枚同士でウェザーボールにシールドを貼らせてじしんを通すことができればブルンゲルに勝利できますが、他のパターンでは勝てません。
ペリッパーよりもニョロトノの方がブルンゲルを苦手な様です。
スリーパー
主流のほのおのパンチ・かみなりパンチ型はどうやっても勝つことができません。
そもそもたたりめでもそこそこのダメージが入る上にシャドーボールが痛すぎます。
スリーパーが唯一勝てる対面が、シールド0枚同士ノーマルスリーパーがシャドーボールを連打するパターンのみです。
かなり珍しいですよね。
まず見るのが難しい場面です。
基本完封ですよ。
チルタリス
技の回転数がほぼ一緒。
ブルンゲルの方が攻撃力も高く、れいとうビームが一方的に二重弱点という事でかなり有利な対面です。
対面するとチルタリス側はれいとうビーム型かの判断が付かない為、後続のみずポケモンやこおりポケモンで交代受けをされる可能性もありますね。
その点だけ注意しつつ追い詰めていきましょう。
カウンター族
あく技を搭載していないカウンター族は全てカモです。
全パターン勝利できるのは下記。
- カイリキー
- ネギガナイト(つじぎり持ちでも)
- ドクロッグ
- チャーレム
- デオキシス
- ソーナンス
- ヤルキモノ
- etc…
強いですね。
逆に負けるパターンを上げるとこんな感じ。
- ズルズキン
- タチフサグマ
- シールド0枚同士のしっぺがえしカイリキー。ただし、シャドウはしっぺ返しが間に合わない
その他
あげるとキリがありませんが、ラプラスなどのみずポケモン。
ホルードなどの打点が薄いじめんタイプ。
などなど、基本的にはどのシールドシチュエーションでも勝つことができます。
この様に環境にはブルンゲルの有利対面がてんこ盛りなのです。
ブルンゲルの接戦体面
実はブルンゲルと勝ち負けがぐらぐらするポケモン。
環境にはガラルマッギョしか居ません。
嘘みたいですが本当です。
ブラフを織り交ぜてじしんを通せばガラルマッギョが有利になり、それ以外はブルンゲルが勝ちます。
シールド0枚同士の場合はじしんといわなだれ1回ずつしか間に合わずにブルンゲルの勝ち。
後追いも可能です。
総合すると少しだけブルンゲル側が有利となります。
ブルンゲルの苦手対面
最後にブルンゲルの超苦手対面について。
こちらは分類的にはこの様な感じです。
タイプ相性のまんまですが、念のため確認してください。
- あくタイプのポケモン
- でんきタイプのポケモン
- くさタイプのポケモン
- ヤミラミ
- プクリン
- トリデプス
- したでなめる持ちのノーマルタイプのポケモン
- シャドークロー持ちのゴーストタイプのポケモン
- あまえる持ちアローラキュウコン
- ワイルドボルト持ちのミュウ
このあたりは基本的にすべて苦手です。
ただ、二重弱点などが存在しない為チャージをしてから逃げるというのはアリかも知れません。
あくとプクリンに耐性を持たれているので、そこが一番辛いかなといった感じですね。
この辺りはかくとうタイプと組みにくい要因の一つになります。
全体的な評価としてはマリルリが苦手タイプと対面した場合に似た様な対応力を備えています。
あれに近い感覚。
ですので同様に無駄死にというのが非常に少ないのが強みです。
ブルンゲル総評
こうして見ると接戦のポケモンがおらず、優劣がはっきりしているポケモンと言えますね。
こおり技とゴースト技の組み合わせの通りが非常に良い為、極端な苦手が少ないのが大きな特徴です。
ユキメノコとその辺りは似ていますが、そもそものタイプの違い。
そしてこなゆきの様なダメージソースとなる技1が無いのが違いでしょうか。
ブルンゲルは耐久寄りですし、そういった意味でも役割が全く変わりますね。
ちなみにシャドークローは原作で覚えないので、そちらの技強化の線はないと言っていいでしょう。
そこまで厳選しなくても制圧力の高いブルンゲル。
初手でもパーティのクッションでも役割を果たせるいいポケモンです。
是非参考にしてみてください。
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