りゅうのいぶき型リザードンはスーパーリーグで通用するのか?

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りゅうのいぶき型リザードンは大流行のミュウに勝てます!

リザードン対ミュウ
※なんとミュウに勝てるようになる

見て下さい、この結果を。

基本性能の高いりゅうのいぶきが実装される事により、リザードンの対面環境はどのように変化するのか?

今回はスーパーリーグでのりゅうのいぶき型リザードンの対面を確認していきます。

ミュウに強くなったというだけで、とてつもなく可能性を感じますね。

早速見ていきましょう。

前回、ハイパーリーグとスーパーリーグのリザードンブレイク個体を調べた記事はこちらです。

コミュニティデイ前。コミュニティデイの最中のヒトカゲ確保の基準にしてください。

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有利対面 ドラゴン全般

ハクリュー

りゅうのいぶき型リザ―ドンの本命となるのはこのシチュエーション。

ドラゴンが有効打となる場面はなんといっても対ドラゴンですから。

主戦場のドラゴンポケモンの多くが同じくりゅうのいぶきを搭載している中、リザードンの場合は相手の弱点を一方的につきつつ、自身が受けるダメージは等倍。

という状況を作り出せます。

対ドラゴンのみペラペラな耐久を疑似的に補えるという事ですね。

環境に断トツで多いドラゴンはチルタリス。

リザードン対チルタリス

といってもかなり数は減ってしまいました。

そして、ひこうが無く岩技を等倍で受けられる分別シチュエーションで活躍が可能なシャドウハクリューとジヘッドがごく少数存在しています。

リザードン対シャドウハクリュー

他にはシャドウカイリューなどが、その極端な攻撃力で採用される事がありますね。

リザードン対シャドウカイリュー

ドラゴン単体としては、電気・炎・草・水どれも今一つで受けられるため、なんだかんだ使い勝手が良いのです。

技さえよければ。

そう、チルタリスとカイリュー以外は配られている技が微妙なのがドラゴンの弱みです。

有利対面 ほのお全般

アローラガラガラ

対ドラゴンと同じ様にほのおも有利となります。

りゅうのいぶきという高性能技が等倍で入るようになり、相手の技1は今一つでうけられるからです。

リザードン対アローラガラガラ
※アロガラのシャドーボールの充填には15~18ターン必要

ただし、スーパーリーグに存在するほのおポケモンはほぼアローラガラガラしか居ないというのが、恩恵の少ない点になります。

ごく少数ですが、他にはシャドウウインディやシャドウヘルガー。そしてリザードンが居るくらいです。

ひのこが強化されればエンブオーはワンチャンありそうですが、あまり対面としては実現しないというのが現在の見解です。

技1で相当な差が付き、後続にもブラストバーンを放てる可能性がある為、相手の交換先が炎の場合は積極的にりゅうのいぶきリザードンを投げていきましょう。

苦手対面 はがね全般

ガラルマッギョ
※リザードンはいわなだれを食らうと即死

炎属性なのに、一転して鋼ポケモンが苦手になります。

単純に技がばつぐん→いまひとつと変化してしまう為、技1の蓄積ダメージが相当下がってしまう為です。

スーパーリーグの鋼枠の主流派ガラルマッギョとエアームド。

ジラーチやレジスチルが少数存在しています。極稀にエンペルトなども。

トリデプスも鋼枠と言えばそうですが、どちらかと言うと岩主体で元々リザードンは苦手です。

リザードン対ガラルマッギョ
※通ればりゅうのいぶき込みでブラストバーンでワンパン

仕事の対象としては若干外れてしまった感がありますが、相変わらずブラストバーンの威力が壊れているので、向こうも対面に恐怖を感じることでしょう。

下手にブラフを打たずに、ブラストバーンで相手のシールドをはがすか、通る事を祈り一撃で仕留めることに重点を置けば勝機はあります。

五分対面 フェアリー全般

エルフーン

もともとほのおタイプはフェアリータイプの技を今一つで受けられるため有利な対面でした。

しかし、技がりゅうのいぶきになってしまった事により、途端に5分5分の対面となってしまいます。

理由はあまえる一発一発の威力が、低耐久なリザードンには致命傷になるからです。

環境に居るフェアリーでは、プクリンを筆頭に、エルフーン・ピクシー・グランブル・シャドウサーナイト・シャドウクチートなどが居ます。

シャドウクチートを除くと全員があまえるの使い手であり、りゅうのいぶき

リザードンからすると誰と当たっても恐怖です。

リザードン対エルフーン

勝てそうなエルフーンでもシールドを貼りあうと勝てない。

リザードン対プクリン

対プクリンは一枚ずつのシチュエーションでも負けます。

リザードン側はブラストバーンを通すことが必須となる為、極端な勝敗結果が出る様になってしまいます。

リザードン対プクリン別パターン

これでも一手間違えるとれいとうビームが飛んできて負けるシチュエーションです。

この様に、フェアリーが役割対象とは言えなくなってしまう為、編成内では全員互角にフェアリーを相手できる様に組むことが求められるかもしれません。

ただし、フェアリー自体はそこまで数が多くないのでシチュエーションは限られるでしょう。

総評

その他の主な点としては、みずポケモンに打点が持てるようになっていたり、草ポケモンへのダメージが減るが、有利な状況には変わりなかったりとやや利点の方があるように思えます。

技性能自体はりゅうのいぶきの方が高く、タイプ一致という点でほのおの強さもあり、一長一短と言ったところです。

新規で主力のドラゴンポケモンが増えたりすると、特に採用を検討できる様になるでしょう。

ただし、似た様な性能のりゅうのいぶきギャラドスの採用が伸びていないことを考慮すると、そもそもの耐久が足りないといった事が挙げられそうです。

リザードン対ギャラドス
※技2を先に打てるので無理やり勝てる

リザードン愛好家の方々が、シチュエーション単体ではなくパーティ単位でりゅうのいぶきリザードンを活躍させられるパーティを見つけられるとさらに盛り上がりそうですね。

また、シャドウリザードンに関しては耐久が下がってしまった結果、技2を打てる回数が減ってしまうシチュエーションが見受けられました。

スーパーリーグではノーマルのリザードンの方が運用上強いと言えるでしょう。

研究のし甲斐のある魅力的な攻撃力をしているので、是非組み合わせを見つけてみてください。

リザードンは相手を突破できても満身創痍で相手の起点にされてしまう可能性があるので、できれば控えから差し込んでいくシチュエーションの方がいいかもしれませんね。

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