今回はアルコールが筋トレへ与える悪影響と、そもそもアルコールを摂取する環境に自分を置かない方法を書いています、
僕自身はお酒をほとんど飲まない為、これほど強く書けますが、お酒好きの人には辛い内容です。
アルコールは筋肉の成長を阻害します。勿論飲まないがベストです。
アルコールが内蔵へ与えるストレスが大きいから、体も警報を発する。
「お前の筋肉、溶けてるぞ?」
毎日丹精込めて育てたこのビューティフルマッスルが…!?
アルコールを毎日摂取しているなどとパーソナルトレーナーの方に言ったら、恐らくこんな風に言われるのではないでしょうか。
アルコールを摂取すると内蔵への負荷により、血中にコルチゾールというホルモンが生成されます。
コルチゾールが血中に入ると血流が速くなり、血圧が上昇します。
これは偏桃体にとってはとんでもないストレスで、なぜか更にコルチゾールを生成するという謎の働きがあります。
これによってお酒が原因だったコルチゾールが次のターンのコルチゾールを増やすという謎現象が誘発されます。
さらにストレスによって増えたコルチゾールは
筋肉を分解します。
恐ろしいですか?もう一度言いますね?
筋肉を分解します。
なんだソレ…。
もはやこれだけでトレーニーにとっては一つも嬉しいことが無いですね。
ちなみにコルチゾールレベルが高くなると免疫力の低下や高血糖などの症状も出てきます。
アルコールによって強制的に上昇してしまうと良い事が一つもありません。
テストステロンの減少というどうしようもない壁。
アルコールを摂取すると、テストステロンの分泌が抑えられるという事実もあります。
テストステロンはタンパク質から筋肉を作るという。
言わば筋肉加工工場、もしくは職人です。
そのテストステロンが、アルコールに抑制されて今日は出勤を拒否するというのです。
イヤイヤイヤ、そんなことされたら今日のトレーニング意味なくなってしまうじゃないですか…。
ちなみにテストステロンは加齢とともに自然に分泌量が減少していきます。
年を取るほど鍛えづらくなるので、僕らの様な中年の肉体に追い込みをかける様なアルコールは、健康維持の為には本当は避けるべきなんです。
アルコールは単純にカロリーが高いという話。
アルコールは日常摂取できるものの中でも断トツにカロリーが高いです。
トレーニーの天敵炭水化物ですら
1グラム中4kaclなのに対し
アルコールは
1グラム中7kcalという破格の数値を持っています。
じゃあアルコールの度数が低ければいいのか?
いや、アルコール度数低いお酒って大体甘いお酒でしょ…。当分マシマシじゃないですか…。
さらにさらに、
同時に脂肪を蓄える働きがあるので、ダイエッターの天敵でもあります…。
トレーニング日とお酒を飲む日は避ける。いっそ休息日に。
上記の通り、筋肉の成長に対してアルコールというのは真逆を行く天敵なんです。
アルコールを完全に断つというのは、結構難しいので、だったらいっそもうその日は休息日にしちゃいましょう。
どうせトレーニングをしても効果が落ちるのですから、その日は筋肉に無理な負荷をかけずに、お酒の席に出席して、できるだけ体の水分量に気を付けてぐっすり眠ってください。
色々な働き方がある時代に強制飲み会はナンセンス。
まず恒常的に行かなければ誘われない人になれる。
「じゃあ俺、今日はもう帰るわ、お疲れ!」
毎日こうやって、颯爽と職場から帰れるといいですよね。
僕は長年、お昼は偶に付き合ってくれるけど、夜誘っても断ってばかりの人。
というスタンスを取り続けてきた為、周りもそうとしか見てないです。
最近では呑み会文化も減ったと聞きますし、強制的な上司からの誘いはパワハラと見なされる事例も出てきて、飲み会の拘束力自体は弱まっているように思います。
自分の身体を管理しようとするのに、周りに流されているだけでは絶対できません。
確率的には1/5程度の出席率に抑えておくとイイでしょう。
僕はそもそも誘いが無ければ0回というのをずっと実践してました。
どうしても飲み会に行かなければならない時は必殺ウーロン茶を併用。
飲み会の参加をどうやったって断れない。
大口顧客との会食。新人歓迎会、お世話になった人の送別会…。
そんな時でも迷わずこうしましょう。
「とりあえずウーロン茶で」
アルコールから摂取しない事が大切です。
一瞬場が凍るかもしれませんが本当に一瞬です。
なんなら飲めない人で通してしまってもいいくらいです。
先にアルコールを入れてしまうと、体もアルコール受け入れモードに入ってしまうので。
とにかくこういう事態だけは回避してください。
アルコールも摂取中は水分には変わりないので、先にジョッキ一杯のウーロン茶を入れてしまえば、そもそも水分を摂るのが難しくなるというわけですね。
自分からは出来るだけ摂らない様に心がけましょう。
時間とルールは自分で作れる。鉄の心を持とう。
アルコールは何杯まで、甘いお酒は飲まない。
何でもいいのですが、自分でルールを定めて破らないようにしましょう。
断れない会食は存在しますが、断り切れない2杯目のお酒は今のご時世無いはずです。
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