会社では成長できない 何故そこに陥るのかを紐解き自分を見つめ直す

仕事術・自己研鑽

これはいくつか理由がありますが、
会社で成長できないと感じた時点で
貴方は今足りない物が明確になっており

その会社は足りない物の経験値ソースとしては適していないことになっているはずです。

先ごろ下の様につぶやきました。

つまりこの、種類の部分が自分の中で明確になる段階が来たという事です。

なので

いろんなことを経験できるし、人との付き合いが発生するから成長できないという事はない

はむらいと
はむらいと

今回の成長できないは全般の話じゃなくて、【成長できないのはどこか】なんですよ

そう、話そのもののベクトルが違ってきちゃいます。

今回は冒頭まとめるのが難しいので、各見出しにてそれぞれ答えを充てていきましょう。

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【成長できない】というケースを紐解く

CASE 1. 業務が狭すぎる

業務が狭いというのは
良く言えば専門性が高く、時間もかかる為そのポジションが必要
悪く言えば潰しがきかない作業で、機械に奪われた時に仕事がなくなるという事

例えば
ひよこのオスメスを見分ける事を8時間やっていたとして、対価も一般的な報酬をもらっていたとしましょう。
現状、それでいいかもしれませんが…
※例えると必ず極端な例を出さなければいけないので、その辺はご容赦ください

この仕事、ひよこの選分け以外のスキルが向上するのでしょうか?
関わりそうな事を考えてみましょう

・実務及びそのスピード
・出納の確認
・業務の点検報告

極端ですがこういうことです。

CASE 1. は業務の範囲が狭すぎてかつフルタイムそれに従事していて、それ以上のスキルを身に付けることができないという状況です。

何かの事情でその職を離れることになった時、次の現場に役立つスキルが身に付いているか横手院買いするスキルが身に付いているか
という投げかけです。

CASE 2. 業務が広すぎる

これは会社側から与えられている業務や課題の種類が文字通り多すぎるケースです。

特に新人やまったく関係ない部署から移動してきた人に、学生時代のグループワークの経験が、前の現場ではリーダーだったのでそのままリーダー待遇で

などと言って思考停止のまま多種多様な業務を押し付けられます。

なんとかこなそうと努力しても、業務が広くなれば接する人間も多くなり、命令系統も把握が難しくなります。

これでは、業務内容を覚える前に人間関係を確認していくだけでパンクしてしまうでしょう。

そんな作業、半年やってても何か実態のあるスキルになりますか?

本人の資質にもよるのですが、身にならないまま無能判定されるか、自分から嫌になって辞めるケースとなり、かなり辛いものがあります。
これはもちろん、与えられた業務で一カ所も通常レベルの能力を発揮できていないせいです。

でも、これって資質というより振ってる側の完全なる采配ミスで、そこまでの事態に陥ってしまうのは完全にパワハラに近いものがあります。

CASE 3. 薄く薄くなってしまった経験値はレベルアップに繋がらない
ということです。

CASE 3. 目標となる近い指標が無い

人間は模倣をして成長をする生き物です。
何故なら模倣先と自分の現状を見比べて
【足りない】
を実感できるからです。

さらに、模倣は自分より少し上の人をまねるのが最もイージーです。
これは、成長までの道筋、向き、距離をより正確に測ることができるから。

つまり足りない部分の補い方がその近さによって予測できるからです。

しかし、例えば一人部門だったり、上司がほぼいなかったり、同期が居なかったらどうでしょうか?

自分と相手を比べるという事が出来ず
能力の確認ができません

結果成長しようと思っても、手近な答え合わせが出来ず暗中模索のまま悪戯に時間を消費していしまいます。

CASE 3. 近くに指標が存在しなければ、そもそも自分がどちらを向いて成長しているのかもわからない
ということです。 

CASE 4. 業務の【量】に満足してしまっている

これは社畜体質になる核の要素でもあり
CASE 1. に帰結してくる部分でもあるのですが

その人がその作業をできること自体に満足して、かつ一定の【量】がある為
仕事ができている、と思い込んでしまっているところが問題です。

もちろんそれそこの仕事は現在は出来ているのでしょう。
ただし、キモは【量】に【満足している】という【状態】なのです。

この部分だけはできるようになった
仕事もある程度の量をこなし、一流になれた。

でもこれは
その部分の一流どまりです。

CASE 4. 現状への充足感と労働時間が、その人の成長するという意思を奪う
ということです。

まとめ

会社は、会社側が必要な分しか貴方に機会を与えてくれません。

学校みたいに自動で課題が降ってきて、それを解いて高得点を取っていれば称賛される。

といったところではありません。

休日に必要な勉強を自分でしなければいけないかもしれませんし
上司がいきなり倒れて半ば強制で全部引継ぎをさせられるかもしれません。

そして
「会社って自分を成長させてくれないな」

とふと感じた時に、会社が貴方に成長の機会を与えなかった内容が、漠然と頭の中に浮かぶはずです。

実はこれ

はむらいと
はむらいと

今自分にとって必要なことが分析できた、ということなんですよ

だから、常に会社は自分にとって足りてないんです。

自分が成長するステータスをコンプリートしていなければ、結局いつかその内容に気付く機会が訪れるので。

会社は、貴方に関わった部分しか成長させてくれません。

受動的な態度で成長を望むのは
【会社のルール内での良い人間になる】

だけのことです。

狭いコミュニティの中でしか通用しないのであれば、結局成長していません。

だから、会社外の時間の使い方を工夫する方が、成長を実感できるというわけですね。

今回は、会社がくれる機会と自分の理想のズレを認識して能動的に動け
というおはなしでした。

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