今回は2021.4.9開催のジャローダ(ツタージャ)のコミュニティデイ用のブレイクなどについて考えていきます。
MAXCPが2574でハイパーリーグで使うにはフル強化付近までもっていかなければなりませんね。
この辺は一個前のファイアローに近いものがあります。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
スーパーリーグのジャローダ
今回ジャローダは御三家技のハードプラントが実装されるという事で、やっと攻撃力が理想的なレベルまで引き上げられることになりました。
つるのムチとハードプラントの相性はフシギバナやメガニウムなど、先に実装された御三家で実証されているので、最低限の強さは保証されています。
検証技:つるのムチ・ハードプラント・つばめがえし
今回は上記の構成で考えていきます。
グラスミキサーがジャローダのアイデンティティでしたが……。
まぁいいでしょ。
こまかい技考証、そして同じくメガニウムとの差別化はこちらの記事をご覧ください。
まずジャローダのSCP上位30から確認していきましょう。
最大HPは132と防御寄りの数値でありながら、そこまで高くありません。
本当に防御力が高いのだなと言うのが判ると思います。
なんならHPはファイアローより低いです。
こういうポケモンのばあい、少し守備を下げても案外ブレイクされなかったりするのでSCP1位の様に【0・10・15】の様な数値が都合が良いという可能性は非常に高いです。
まぁ、実際は環境次第なんですけど。
この後の考察の相手ポケモンは基本的にSCP1位個体の想定です。
超防御個体や超攻撃個体は加味しておりませんので、その点ご注意ください。
スーパーリーグの攻撃力考察
まずスーパーリーグ視点で有用なつるのムチブレイクは下記。
- ムキムキマリルリへのダメージアップ
- ダーテングへのダメージアップ
これだけ、あとは考慮するに値しないほど低いとか。
基から超有利なのでブレイクする必要がないとかそんな感じです。
で、それらを踏まえた数値がこれです。
3543通りあります。
ちなみにマリルリ単体に条件を絞るとこんな感じです。3771通り。
ただし、同時着地の場合はどのシールドシチュエーションでも対面に対した変化はありません。
マリルリの素のHPが高すぎて、結局ハードプラントを打つしかない場面がとても多いです。
シールド1枚同士の場合は明確な差が出るのですが『攻撃力が低い方が調整しやすい』という微妙な結果に。
ベストは『マリルリをブレイクしておき、シールドを1枚ずつ使うシチュエーションであればハードプラントのスワイプを調整する』という何とも難易度の高いものになります。
後者(SCP1位)の方がエネルギーが溜まっているのは攻撃力が低いからだという何とも微妙な結果に。
スーパーリーグの防御力考察
技1の被ダメージが変動しやすい境界線に居るポケモンは下記の通り。
- エアームド
- シャドウカイリキー
- ユキノオー
- シャドウユキノオー
これらは1位の【0・10・15】では比較的ブレイクされやすい、もしくはブレイクされているポケモンです。
反対に2位の【0・13・12】であればある程度相手の攻撃力が上がっても抑えることができます。
ただし、エアームドとユキノオーに関してはもともとジャローダが勝てる要素が無い為、ここで重要なのはシャドウカイリキーの対面結果が分かるほどのダメージ差があるか?
というところが焦点になります。
ちなみにシャドウカイリキーにブレイクされると、シールド1枚同士で負けが確定になります。
さらに、HPを下げるだけでも負けが濃厚になります。
理不尽。
シャドウカイリキーとどれくらい相対するのか?
という根本的な疑問もありますけどね。
スーパーリーグ総合
ちなみにムキムキマリルリをブレイクしつつシャドウカイリキーのシールド1枚シチュエーションに勝てる都合の良い数値はどうやらなさそうです。
ですので、手持ちと相談して「どちらの要素を重視するか?」というのを考えた方が良いですね。
私はどちらかというとSカイリキーにブレイクされづらい強さを求める方が良いと思うので、2位の個体である【0・13・12】をお勧めします。
この個体であればSカイリキーが相当攻撃力をあげてもカウンターでブレイクされづらいので特におすすめです。
ハイパーリーグのジャローダ
まずこちらもランキングTOP30を見てみましょう。
9位辺りからタスク産である【全部の個体値が10以上】もランクインしてきます。
当日はコミュニティデイのタスクでゲットできると思いますので、この辺の数値もねらい目か。
そして、ハイパーリーグのジャローダは、攻撃側でつるのムチが現実的にブレイクできそうなポイントがほぼありません。
ですので考えるとすれば『防御をとるか、HPをとるか』という処になります。
ただ上位のHP変動幅も163~165で、ほとんど変化が無いんですよね。
だから繊細な勝負になっているポケモンはいるのかどうか?
が争点に。
繊細な勝負になるのは
対シャドウフシギバナ・シールド1枚同士
対シャドウエルレイド・シールド0枚同士
対シャドウラプラス・シールド0枚同士
この中で結果が変わりそうなのはSラプラスの所で、勝つには勝つのですが、こおりのつぶてを受けられる回数が1回変わります。
これは交代のタイミングによってはジャローダが負けてしまう事を意味していますのでその点まで入るとヤバいかなと。
HP164以上で、ある程度防御力がある。というのがセーフティな条件になります。
これら以外にはビックリするほど対面結果が変わるポケモンはいない。
ので、つまるところSCP順位が高い方がジャローダとしては強いよ。
という事になりますね。
ジャローダの個体値まとめ
ではまとめとなります。
- スーパーリーグは通常SCP順位から更にシャドウカイリキーを意識した2位の【0・13・12】
- スーパーリーグの攻撃重視は【2・8・12】【2・11・9】など
- ハイパーリーグリボン無しは【10・14・15】>【11・14・13】
- ハイパーリーグリボン有りは【8・14・15】>【9・14・15】
正直そこまで深く考える必要はなく、ジャローダは素直に順位の高いものを優先的に選別しておけばいいでしょう。
ただ、今回調査した中ではスーパーリーグの対マリルリやシャドウカイリキー。
そしてハイパーリーグのシャドウラプラスに多少こちらの個体値を意識する必要がある事も、その他の値を意識する必要がある事もわかりましたので、戦略的な考察価値があったものとして認識して下さい。
では、よい厳選を。
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