今回は8匹の王対面シリーズ。
御三家以外からニョロトノの対面調査を行っていきたいと思います。
御三家からは既にラグラージとエンペルトを選出していますが、ニョロトノはまた違った結果を出してくれるでしょうか。
驚異の回転率と地震・吹雪の二者択一を迫る最強のカエルを検証していきましょう。
対面はみんポケさんのバトルシミュレーターを基に解説しています。
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ニョロトノVSムキムキXLポケモン
ニョロトノは是非考察したかった。
最強ポケモンに足るポテンシャルを秘めているカエルさん。
ご存じ最速チャージのマッドショットとウェザーボールは8ターンでチャージ完了。
そして、大技のじしんとふぶき。
これだけで相手をかき乱す能力を持っています。
ニョロトノを先に出すと追われにくく、シールド枚数も操作しやすい。
まさに理想的な活躍をしてくれるでしょう。
では相手ポケモンの紹介です。
- アローラキュウコン
- ガラルマッギョ
- ズルズキン
- ニドクイン
- ブルンゲル
- ブラッキー
- ファイアロー
- デンチュラ
選から漏れているXLの強ポケモンは以下の通り。
【ピジョット】
フェザーダンスバグで執筆時に出場禁止になっている。
【ニョロトノ】
はい、実は対戦者側に使おうと思って今まで相手側に設定していませんでした、暴れてくれ！
【フワライド】
ブルンゲルより見ない為。集める人が少ない為XL化が困難。
【ピクシーなどあまえる族】
ピクシーだけは前から環境に居る為、今回の対面調査から除外。またアローラキュウコンのあまえる型とも被る為。
【ハガネール】
恐ろしく育成難易度が高く、MAX個体を見かけない為。
条件
- お互いにSCP1位の最適個体同士の組み合わせとします
- ブレイク・被ブレイクなどの特殊個体は考えません
- ニョロトノの技1はマッドショット
- ニョロトノの技2はウェザーボール+じしん
- ふぶきでない理由はじしんの方が打つ機会が多いから
- 相手の技はよく使われる型を採用
- 実装済みなのでシャドウも考慮します
- HPの残りやエネルギー残量などは所感として各ポケモンの項目に付け足す
では実際に確認していきましょう。
アローラキュウコン
【こなゆき型】
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | 〇 | 〇 |
| 2枚同士 | 〇 | 〇 |
相手の攻撃が今一つな有利対面。
ただしマジカルシャインのダメージが40％を超えており、読み合いに負けると引っ掻き回される可能性があります。
有利ですが、油断は禁物です。
【あまえる型】
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | × | 〇 |
| 2枚同士 | 〇 | × |
ノーマルのシールド2枚対面は残りHPが2しかないので、6位やブレイク個体を使っていると相打ちか負けになります。
あまえる型のアローラキュウコンは環境には少ないですが、ほぼ互角となりますのであまり当たりたくない相手です。
相手も嫌がるでしょうが。
【総評】
どちらかというとこなゆき型の方が脅威で、単純な理由としてはマジカルシャイン2発+こなゆきの蓄積ダメージを食らった場合、流石のエンペルトでもやられてしまうからです。
シールド差2枚を覆すほどの力の差は無いので注意して下さい。
また、有利を築こうと貯めすぎるとウェザーボール連打からエスケープされる可能性もあります。
圧倒的有利対面ですが、ある程度キッチリ仕留めることが大切です。
ガラルマッギョ
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | 〇 | 〇 |
| 2枚同士 | 〇 | 〇 |
後追い可能な有利対面。
じしんのダメージは40％を超えるので、その点のみをケアすればそうそう負けることはありません。
上手くガラルマッギョへのダメージを調整しつつニョロトノをチャージして突破しましょう。
また、どちらかというとシャドウの方がガラルマッギョに対しては大量リードを奪えます。
さらに、これはいわなだれに2回シールドを貼らされた場合となりますが、この結果であれば後続次第で勝つことも可能です。
考えるほど悪くはありませんが、主導権はガラルマッギョにあるという事を覚えておきましょう。
ズルズキン
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | × | × |
| 1枚同士 | × | × |
| 2枚同士 | × | × |
勝てません。
特に長引くほど不利で、勝ち目があるとすればシールド1枚同士+こちらがゲージを少し貯めている。
という状況からのスタート。
ただし、あくまで等倍対面となる為パーティ全体でズルズキンが重いなどの理由があればニョロトノで相手をしてしまってもいいでしょう。
ニドクイン
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | 〇 | 〇 |
| 2枚同士 | 〇 | × |
ニドクインに関してはタイプではかなり有利な筈なのに、その割に結構肉薄してくるのが怖い処です。
一発あたりでは自身の方がダメージが入るので、シールド状況やHP状況によってどちらを使うかを切り替えていきましょう。
この対面は特に語る事が無いのですが、シャドウがシールド2枚同士では不利になる様です。
ノーマルの場合は後追いが完全に決まります。
基本的にはシールドを貼る場合に二回目以降にシールドを貼るようにしましょう。
ブルンゲル
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | × | × |
| 1枚同士 | × | × |
| 2枚同士 | × | × |
みずタイプごろしのブルンゲルさんには、流石にニョロトノでも勝てません。
向うもブラフを打つ意味がないですし、素直に引くのが最適解ですね。
じしんは33％以上のダメージを与えられる等倍技ではあるので、ギリギリ何とかダメージは入る可能性があります。
ちなみにたたりめ型ではこの散々足る結果ですが、あわ型では一転して下記の様な対面になります。
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | × | 〇 |
| 2枚同士 | 〇 | 〇 |
あわ型は2割～3割程度存在しているので、実はそこまで悪くない対面なのかもしれませんね。
ブラッキー
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | × |
| 1枚同士 | 〇 | × |
| 2枚同士 | 〇 | 〇 |
バークアウトのダメージをキッチリもらわなければ後追いも可能な対面。
ただ、ズレなし即出しは現実的にはかなりきついです。
シールド二枚同士ではHP2まで追い込まれてしまうので、個体値の悪いニョロトノでは対面負けとなります。
基本的には技性能で勝っているのでSCPの差を逆転していると考えていいでしょう。
ファイアロー
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | 〇 | 〇 |
| 1枚同士 | 〇 | 〇 |
| 2枚同士 | 成立しない | 成立しない |
超有利対面。
後追いOK、ブレイブバードにシールド要らない。
シールド1枚差OKの超絶対面。
これができるからニョロトノは強いと言っても過言ではありません。
ウェザーボールのダメージが丁度よすぎる為、リザードンとファイアローがどんどんと数を減らすこととなりました。
まさにニョロトノの真骨頂とも言える対面です。
さらに。
シャドウならシールド0対2で勝てます。
最早何が何だかわからない。
デンチュラ
| シールド数 | ノーマル | シャドウ |
| 0枚同士 | × | × |
| 1枚同士 | × | × |
| 2枚同士 | × | × |
デンチュラ側はとびかかるの連打安定の対面です。
基本的には対面したらこちらはシールドを貼らずにウェザーボールで圧をかけていけばいいでしょう。
シールド2枚対1枚でようやく突破できる様になる対面です。
素直に負けてしまう方が得策です。
シャドウの方がややノーマルよりも優勢となります。
ニョロトノは最強のXLポケモン？
シーズン8の最速レジェンド達成者のパーティにニョロトノがジョインしています。
これはニョロトノのクッション力、広い対応力などが評価された結果でもあると言えるでしょう。
全体的に見ると本当に有利な対面が多く、特に相手の等倍ポケモンを崩しに行けるプランを持っているのが強みです。
中段でも紹介しましたが、個体値厳選などもありますのでニョロモを見かけたら積極的に捕獲していきましょう。
育てても絶対に損をしない強さです。
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