激しい筋トレやダンスを取り入れたエクササイズをしていると、立ち眩みを起こしたり、時には頭痛になったりすることがありませんか?
私もバーピーなどの運動をすると、よく頭痛になる事があります。
「なんだか頭が痛くなってきたけど、あと5回で目標回数だから……」
と頑張って運動することもしばしば。
そんな運動中の頭痛、結構原因は様々ですがやはり危険信号に変わりはないのです。
げ!
や、やっぱり?
まぁ痛みって身体からの警告だからね……
痛みは愛ね(歪)
トレーニング時の頭痛は何故起こる?
運動時頭痛と分類されるこれらの症状は、実は未解明な部分が多いです。
しかし、こうであろうと言われている物はいくつかあります。
- 運動による一時的な血流の増加
- 逆に血管収縮による一時的な血流の減少
- 脱水症状による身体からの警告
- 酸欠症状による身体からの警告
この他にも難しい要素はあり、これが正解というのはありません。
ただ、共通しているのは激しい運動ほど起こりやすく、動きの少ない運動ほど起こりにくいという処です。
プランクなどのほぼ動作を使わないトレーニングや、ヨガなどのゆっくりと全身を使うトレーニングで起こる事は稀。
逆にバーピーや動きの激しいダンスなどでは起こりやすくなっています。
トレーニングに慣れるとどうなるの?
これは体験談で書いていくね
私の体験談ではトレーニングを続けていくと、動きの激しい運動による頭痛は怒りにくくなっていきます。
特に、高速度のランニングやバーピートレーニングなどでは、酸欠に起因すると思われる頭痛が減っていきます。
これは酸欠によるダメージだけでなく、柔軟性や筋力不足により補えなかった体への着地衝撃の緩和も入っていると推察されます。
つまり、頭痛が発生するレベルのトレーニングであれば、その手前の強度で根気良く続けていくことが、安全なトレーニングの入り口になります。
回数や分数、距離など数値で記録を取れるところを記録して置き、頭痛が発生した時点でトレーニングを中断する措置をとるのです。
1セットの回数を少なくしてインターバルを増やす
例えばあるトレーニングをやる時に、20回1セットを目標としているが14回前後で頭痛が出るという場合、その回数の2/3程度。
この場合は10回を1セットとしてしまうのが良いです。
底からインターバルを15~20秒程度取り、計20回までトレーニングすることで、頭痛になる率はかなり軽減されます。
今の貴方の体力的に、14階以上が多いからと体が警告を発信しているので、素直にその手前の回数で踏みとどまり、基礎力が付くまでは背伸びをせずにトレーニングを行いましょう。
トレーニング中はインターバルが長すぎても戻りにくくなりますし、強度を維持できません。
5秒休むだけでも回復効果はかなり高いので、休憩も適切な秒数に抑えることも大切です。
頭痛の対処法
運動の激しさによって、心臓はより酸素を全身へ送ろうとします。
これによって血流が増えてより運動性頭痛が増えていきますが、この時注意することがあります。
それは回復にお風呂やマッサージなどの、体温を上げたり体の部位を刺激するような行為を行ってはいけないという事です。
休憩と言って、テレビやYoutubeなどの映像を見たりするのも脳への刺激があり、実際には休憩になっていません。
基本的には頭痛の範囲にまで入ってしまったら、運動を中止しておでこを冷やすことです。
タオルを濡らしてきつく絞って、顔面を覆ってしまいます。
こうした緩和措置は眼精疲労にも効果があり、軽く横になっていれば早期に回復が見込めます。
ちなみにバファリンも効きますよ。市販の頭痛薬には鎮静効果があるので。
ただ、慢性的に使う物ではないのであまりにも収まらない時だけにしましょう。
頭痛が続く様であれば、運動をきっかけに発見された悪性の頭痛の可能性もあります。
強がらずに受診をお勧めします。
また、自力で治すには瞑想も効果あり。
呼吸を整えて自律神経を正常な動作に戻しましょう。
コメント