XLの飴実装によりCP上限が解放されハイパーリーグにエントリーできる様になった。
そんなポケモンが複数存在しますが、今回は環境入りしたポケモン達を見ていきましょう。
いわゆるムキムキポケモンですね。
どのぐらい環境に食い込んでいるのか、特徴をしっかりつかんでおきましょう。
また、前回逆にこのポケモン達に対抗でしうる既存戦力を特集しました。
こちらも合わせてご覧下さい。
XL仕様で環境入りしたポケモン達
まず、今回の標的たちを知る事から始めましょう。
XLの飴実装により、ピクシーやユキノオー、ニョロトノは環境で強くなりましたが、以前から少数の愛好家が居ました。
また、ニョロトノはウェザーボールによる強化も重なったため増えたとも言えますが、CP自体は以前から何とかなる2500付近(2449)でした。
それとは別に、まったくCPが足りていなかったのに2500付近まで引き上げられたことで登場したポケモン達を見ていきます。
ユキノオーはこちらで特集しています。
ガラルマッギョ
タイプ:はがね・じめん
技構成:マッドショット・いわなだれ・じしん
多分環境入りXLポケモンの中で1,2を争う程怖い奴。
純粋なみず枠とかくとう枠には無力ですが、他のポケモンに対してはかなり強く出ていけるポケモンです。
スーパーリーグとまったく同じ動きが可能で、その強さは健在。
いわなだれでひこうを。
じしんでその他のポケモンをまんべんなく見れます。
しかもマッドショットなのでチャージ速度がえげつないスピード。
でんきポケモンは絶対に勝てないしと恐ろしいカタログスペックを有しています。
救いは絶対数が少ない事。
これだけです。
確実に当たりたくないポケモンの一体。
流行り出したらコイツ対策の為だけにカイリキー採用も視野に入れるほどのポケモンです。
なお、原種のマッギョは見ません。
デンチュラ
タイプ:でんき・むし
技構成:ボルトチェンジ・ほうでん・とびかかる
環境のトップに躍り出てしまったクモ。
でんき・むしというそこそこ恵まれた複合タイプ。
ボルトチェンジという高速チャージ技。
そして壊れ技のとびかかるを所持しており、殆どのポケモンに等倍のダメージソースを持っている化け物。
唯一の弱点は攻撃型なのでSCPが低い処か。
とにかく止める手段が極端に少なく、確実に爪痕を残していくという意味で環境の支配者と言えそう。
コイツとファイアローの所為で何故かボスゴドラが環境に姿を見せる様になったとか。
個人的にはほうでんをエナジーボールにしたら隙が無くなるのではと思っています。
アローラキュウコン
タイプ:こおり・フェアリー
技構成:こなゆき(あまえる)・ウェザーボール・サイコショック
こちらも原種のキュウコンはまだ環境に居ません。
こなゆき型が流行っており、高速チャージからウェザーボールをガンガン打っていく型が人気です。
ハイパーリーグになり耐久が全体的に増えたことで、より技を打てる回数が増えた為そこそこのウェザーボールにはシールドを使わせられる。
といった行動もとれます。
こおり・フェアリーなので格闘も等倍でほのおかどくタイプで攻めなければなりません。
苦手とするのは水タイプのニョロトノなどですね。
ニョロトノの方が高回転な上に、ウェザーボールが今一つになる為全く歯が立ちません。
エアームド
タイプ:はがね・ひこう
技構成:エアスラッシュ・ゴッドバード・ブレイブバード
ラグラージの相方。
CPは2300台でストップしますが、シーズン6では上位に愛好者が多くいました。
今はそんなに見かけない気がします。
ひこう技とはがね技しかない為、通りが悪いのとCP差が根本的にあるのが原因か。
一応シーズン6では結論と言われるパーティに入っていましたが、他のポケモンのXL化やファイアローの台頭により姿を消した物と思われます。
ちょっと不遇。
フワライド
タイプ:ゴースト・ひこう
技構成:たたりめ・こごえるかぜ・シャドーボール
絶妙に困る頻度で現れて、対抗手段の無いパーティを容赦なく蹂躙する風船。
一度スポットライトアワーがあり、ガチった人だけが組めるという困ったちゃん。
シャドーボールとこごえるかぜで見れる範囲が広く、フシギバナやシュバルゴを完封できます。
しかし、意外とゴリ押しに弱いので基本的にはシールド必須。
結果的にこごえるかぜの後方支援の役割に回ることもしばしば。
格闘枠には強いですがカイリキーがいわなだれ。
そしてネギガナイトはブレイブバードやつじぎりを持っている為過信は禁物です。
ゴースト枠としてはブルンゲルの下位互換感が否めません。
ブラッキー
タイプ:あく
技構成:バークアウト・イカサマ(あくのはどう)・とっておき
上限解放と共に真っ先に名前の挙がったポケモン。
相棒リボン必須ですが、その汎用的な頑丈さと強さはスーパーリーグでも折り紙付き。
カイリキーが全体的に多くなるハイパーリーグでは多少対面を気にする必要がありますが、万能クッションとしての力は健在です。
等倍であれば結構なポケモンを強引に押していける為、非常に頼りになります。
また、イーブイは意識的に出やすく設定されている時期が多くあり、XLの飴を集めやすい点でも注目です。
ブラッキー使用時はタイムオーバーに注意して闘いましょう。
バルジーナ
タイプ:あく・ひこう
技構成:バークアウト・イカサマ・つばめがえし
バルジーナはブラッキーと双璧を成す耐久ポケモン。
全く見ませんが……。
一応あくタイプはギラティナという環境ポケモンの居る通常ハイパーリーグの方が活躍する可能性が高いです。
スーパーリーグよりも若干肩身が狭い感じですね。
そもそも飴を集めるのが非常に困難なので、絶対数が少なく研究がまだまだ浅いです。
御三家を追い詰めるポテンシャルを秘めているので、ちゃんと使ってやれば十分強い筈です。
ブルンゲル
タイプ:みず・ゴースト
技構成:たたりめ・れいとうビーム(バブルこうせん)・シャドーボール
実装からまだ日が浅いですが、フワライドと同じく2300付近から引き上げることでハイパーリーグでもさっそく使用可能になりました。
SCPは驚異の2700越えでやっと実力を発揮できそうな適正値に。
正直メチャクチャ強いです。
理由は簡単。
ゴーストが環境だとそこそこ強い点。
みずも環境だとそこそこ強い点です。
まず、苦手ポケモンがかなり環境に少ない事が強さの要因でしょう。
ゴーストの天敵であるあくはブラッキーとバルジーナしか居ません。
でんきはデンリュウしか居ません。
え?エレキブル?
みずポケモンは確実にシャドーボールで狩られてしまいますし、れいとうビームを所持している為ドラゴンも油断ができません。
そして、格闘が確実に環境に居てファイアローも沢山飛んでいる。
とにかくタイプが環境に合っているんです。
恐らくこのシーズン7前半が一番活躍できる時期なのではないかと考えられます。
ファイアロー
タイプ:ほのお・ひこう
技構成:やきつくす・ニトロチャージ・ブレイブバード
こちらもブルンゲルと同じく、実装から日が浅いながらコミュニティデイを開催され環境入りしたポケモンです。
やきつくすのチャージがべらぼうに早く、ニトロチャージとブレイブバードのシールド二択を迫ってきます。
天敵はいわを投げてくるポケモンとエンペルト。
それ以外のポケモンには最悪ブレイブバードを打ち逃げ出来る為、非常に通りが良いのが特徴です。
ハイパープレミアだけでなく通常ハイパーリーグにも進出しており、もはや環境の一角と言っても過言ではないでしょう。
この他に環境入りできそうなポケモン
この他に環境入りできそうだけどイマイチ入ってこないポケモンはこんな感じです。
- ニャイキング
- ズルズキン
- ナットレイ
- ドータクン
これらはCPは基準値には達している、もしくはギリギリなので何かきっかけがあれば環境入りもできそうというポケモンです。
それぞれ入ってこれない理由はちゃんとありまして。
まず三者共にファイアローやシュバルゴなどの環境ポケモンが苦手という点。
ナットレイ以外はラグラージにも弱いですし、とにかく環境的にうまく扱うのが難しいです。
ニャイキングとかはしっかり組めば強い気はするのですが……。
シャドークロー+インファイトって相当おかしな構成ですからね。個人的には使いたい。
何か恐ろしく流行が回らない限り、なかなか環境入りは難しそうですがガッツのある人はぜひ試してみてください。
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