あなたの目標の設定方法は間違っているかもしれません。
実は目標を設定するには【ロールモデル】を設定する方が賢いと言われており、単純な何々をやり遂げるよりも効果がある事が言われています。
今回はそんなロールモデルの設定について、考えていきたいと思います。
あンたロールモデルいたっけ…?
い、居ない立場から皆に作ってみたら?
という記事を届けるんだ…
ふーん?
本筋とは脱線しますが、著者はロールモデルがおりません。
これには単純な理由があって、感情的な『羨ましい』が欠如しているから。
その辺は何か別の話にからめて説明できればと思いますが、今回は割愛です。
ロールモデルの意味
ロールモデルは自身が目標とする人物。
具体的な考え方や姿勢、学習方法などをお手本にできる人物の事です。
分野毎にコピーする能力を設定すれば、必ずしも一人にする必要はありません。
営業はあの人、人心掌握はあの人、決断力はあの人…。
など、いま上記のワードに沿って想像した人物が、あなたの中にもいるのではないでしょうか。
それがロールモデルに成り得る人物です。
あなたは少なくとも、その人物にその分野での役割の高さを感じているからです。
それは今後の人生の中で、あなたが追跡・追及するべき能力の1つとなるでしょう。
特にリーダーシップを得たいと思った時には、理想のリーダー像を思い浮かべるのが常です。
理想のリーダーに近づいていく事で、自分の思考が整理されていったり、より具体的な成りたい自分像が見えてきたりします。
モデルの居ないあンたはたまに、営業場面で使えそうな人格再生してるわね
ロール・プレイだね
ロールモデルでは特にリーダーシップが重要視されます。
それは理想の自分像、理想の仕事術を身に着ける時にあなたの師匠格となる人物は、きっと素晴らしいリーダーシップを発揮しているからです。
もし、現状そういった方が身近でピンとこないというのであれば、有名な自己啓発の著者やそれらを基にした活動を行っているタレントを観察してみることから始めるのはどうでしょう。
もちろん直接観察できるわけではない為、コピー精度は下がりますが、1つの指針にはなる筈です。
ちなみに『role』は『役割』を指しています。
『model』は『像』ですから、役割の具体化といったようなニュアンスが意味合いとしては大きいでしょうか。
転じて『ロールプレイング』は『役割を演じる』となります。
また、企業側でロールモデルを設定すると公言することがあり、その人物を指針とする行動を要請されるパターンもあります。
この場合、仕事としては解り易いですが人間形成としては必ずしもいいやり方とは言えないかもしれませんね。
人間『納得』して行動することが重要ですから。
ロールモデルの設定
1.ロールモデルを誰にするかをはっきり決める
ロールモデルの設定においては、身近な人、WEB上で発信が多く目にする機会が多い人などいくつか思いつくとことでしょう。
しかし、なるべく観察しやすく、自分のやりたい事の先に居る人物を設定してください。
上司や先生、兄弟など、近しい人間がロールモデルだと、観察がし易く自身への繁栄も確認がしやすいため非常に有効な手段となります。
精神面で言うなら、有名なスポーツ選手を模倣してみるのもいいかもしれません。
ストイックな選手であるほど、当然常人離れした鍛錬を積んでいる為自信が付きやすく、成績も当然ついてきます。
ただし、ビッグマウスは日常生活では生きづらいので注意しましょうね。
2.ロールモデルのコピーを行う
模倣先のモデルの行動原理や性格、実際の行動などを自身に落とし込んでいきます。
人当たりが気持ちいい人物を模倣するのであれば、挨拶・所作・言葉遣いなど無数に捉えられるところがある筈です。
それらと自分の普段の行動の違いを意識して、アウトプットしていきます。
特に活動を変える初期は恥ずかしいという感情が入るかもしれませんが、それを捨てないとちゃんと落とし込みができないので、やる場合は思いっきり踏み込んでやっていくのがキモです。
3.再度取り込みを行う
模倣先の行動を『思い込み』でやっていては伸ばしている能力も、あなたが思い描く物に留まってしまいます。
ロールモデルの行動をより観察し、自身で真似をしてみるのです。
例えばミーティングでの発表で、なぜこれほど引き込まれる発言ができるのだろうか。
という課題がある時には
- 間の取り方は?
- 声のトーンは?
- 手の位置は?
- 資料を使うタイミングは?
等様々な観点が出てきます。
観察した事をメモに落とし、言語化できるところはドンドン言語化して、自分の頭の中に組み立て、再度実践を繰り返していくのです。
全くわからない部分でも、猿真似を繰り返すことで何故そうしているのか、の根拠が身に付くかもしれません。
実践をやって解体を繰り返し血肉に変えていきます。
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ロールモデル設定時の注意
ロールモデル設定時の注意点としては、複数の時よりも単体の時の方が深刻です。
【その人になりたい】という衝動を抱えてしまうと、それはただの辛抱者になってしまいます。
もしくはソックリそのまま対象をトレースしてしまうかも。
それではその人のコピー人間ですよね。
あなた自身の個性を失わせる必要は無いので、良いところを貰って能力を足していくイメージが正しいです。
今、明確なイメージがある時に、今の自分の選択肢の他にロールモデルから勉強した能力も選べる状態。と言えば伝わりやすいでしょうか。
その様なやり方で、自身を強化していくと元の強さを失わずに手数・武器を増やすことができたあなたができ上ります。
極度にトレースを実行してしまうと、模倣先の信者化してしまうので、その点だけは注意しなければいけませんね。
自身のモチベーション、そして仕事力のコントロール・向上の為に是非皆さんも素敵なロールモデルを探してみて下さい。
憧れやなりたいというのはそれらを、次の原動力にすることができます。
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