う~ん部下君からの話も分かるんだけど……上司さんの方針が……
お、挟まれて悩んでいるね
それサンドウィッチ症候群だよ
えっ……!?
その悩み、実はみんな悩んでますよ。だから一緒に解決しましょう。
何処に行っても中間管理職の私が一緒に解決方法を模索します。
今の立場にやりがいをもって生きていますか? 職場、学校、部活、あるいは町内会などなど……。
集団を形成すると立場が生まれ、立場が生まれると軋轢が生まれます。
Aという立場の人の意見とBという立場の意見、両方立てる事は非常に難しいです。
基本的にどちらかに注力してしまうと、片方の要望は漏らしてしまう可能性が高いから。
まさに、あちらを立てればこちらが立たず状態で上手く解決しません。
チクチクチクチク……。
こうした板挟みの悩みを何とか取り払いましょう。
このサンドウィッチ症候群の項目では、何故悩むのかについて解決していきたいと思います。
この名称を初めて見る方も、これから中間管理職的立場になる方も、是非見ていって下さい。
きっと1つ、小さなストレスを解消します。
サンドウィッチ症候群とは
サンドウィッチはご存じですよね?
切った食パンに肉や野菜、ジャムなどをはさんで食べるアレです。
私パン食なので大好きなのですが、サンドウィッチ症候群とは、この挟まれている物や状態を準えて言われた言葉です。
特に年を重ねるとそのまま中間管理職になる日本では、やはり30代から増えだす症状。
仕事はストレスが無いに越したことは無いですが、この中間管理職といういわゆる板挟み状態になる事によって、大きなストレスを受けてしまいます。
この中間という位置のストレスから心身に支障をきたし、ダウンしてしまう状態をサンドウィッチ症候群と言います。
別名、管理職症候群やマネジャー・シンドロームという言い方もあります。
えげつないですね。
こう、複数の言い方をされると
中間管理職やりたくないはね……
個人的には特にプレイングマネジャーが
陥りやすいと思ってるよ
組織を壊すのは誰?
>> プレイングマネジャーは組織瓦解の要因か!? 危ない中間管理職指名
サンドウィッチ症候群の形成
サンドウィッチ症候群の形成過程として挙げられるのが『意見の相違』や『現場の声』です。
まず上司からの圧力としては「結果を出せ」「経費を減らせ」といった目に見えるものから、「部下のストレス管理」「業績の可視化」といったものまで、
実務、雑務、心理て業務など幅を問わず押し寄せます。
次に部下からの要求としては「仕事が多すぎる」「クライアントの要求がおかしい」「いつも仕事をしてないけど上司さんは何をしているのか」などなど、実務面と解決が難しい課題が多く突き付けられます。
あなたの上長(重役)からの負荷を上長に付き戻して公平に分散することも、現実的ではない為個々のコントロールがまず不可能なことにストレスを覚えます。
また、上下問わず「あなたは本当に仕事をしている?」という視線にさらされる場合は、味方が1人も居ない様な錯覚に陥ってしまい非常に危険です。
結果、上司の発言も部下の進言も捌くことができずに、タスクを一人で抱え落ちしてしまう事が多いのです。
根本的には『人の悩みが集まりすぎ』なので、まず悩みを自分でストップさせないようにしましょう。
症状が重い?
病は気からと言う通り、精神を病んでしまうとあらゆる病気にかかると言っても過言ではありません。
よく言われる症状として特に危険なのがこの2つ。
- 慢性的な疲労感
- 抑うつ状態
さらに、これらからの派生として下記の様な症状に注意せねばなりません。
- 頭痛・動悸・めまいと言った不調
- 不安やストレスによる睡眠不足
- 胃酸の大量分泌
まさにストレスの温床のような症状ですが、しっかり考えてみて下さい。
あなたが抱える慢性的な疲労感は、年を食った事による体力低下よりも、心理的なストレスかも知れないのですから。
こういったものは、仕事へ行きたくないという心理から発展して、無限の虚弱ストレス地獄に陥るので、早めの対処が必要です。
掛かりやすい人の特徴と対策
まずこういった症状に陥りやすい人ですが、バカ正直な人です。
もっと言うと、良い人です。
こういった人は人の言葉を10倍くらいの濃度で受け取ってしまう為、心身にストレスを抱えやすくやみやすいのです。
感受性が高いですがそれゆえ、ダメージを受ける幅もでかいといった感じ。
- 真面目で責任感が強い
- 全て自分の力でフォローしようとする
- 部下も上司も立ててしまう
- 相談を断れない
これ、とってもいい人なんですが、行き過ぎると組織の中心化してしまい本人を含めた将来の瓦解に繋がります。
先ほど取り上げたプレイングマネジャーにありがちな状況や性格ですね。
考えられる対策
ズバリこういった人はまず仕事的に一人で抱え込む風潮があります。
それは本人の承認欲求に起因するところでもありますが、周りが頼りすぎてしまうからそこに承認欲求が生まれるという悪循環でもあります。
なので『周りに相談できる環境を置く』という一般論ではなく『周りが率先して助ける』という事を念頭に活動せねばなりません。
一般に言われるリラックス空間を作る、と言うの何の役にも立ちません。
助けを求め、周りも自分から誰かを助けるような環境を整えるのです。
その為には、ある程度日ごろから人による練習をすることが重要です。頼られ先はうまく分散し、一人に負荷が行き過ぎないようにしましょう。
仕事を断ることも視野に
>> 仕事でノー! 円滑にこちらの意見を通す方法が笑顔と思い切りにある!
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