学習方法に対する質・量の問題ってずっと議論されてますよね。
僕らブロガーの間でも、【毎日更新の量】と【丁寧な記事の質】どっちが良いかはずっと平行線のまんまです。
こちらのどれが良いか関しては、僕なりの結論があります。
今回はそんな結論の導き方を仮説として、問いかけたいと思います。
これを書く直前に、こんなツイートをしました。
【仮説】
— はむらいと@人の皮を被るうさぎブロガー🐰 (@hamwrite30) October 2, 2019
質・量問題は本人の資質によるんじゃないかと何回か言ってきたけど。
その資質は
質型=成功体験が強く頭に残る
量型=失敗体験が直頭に残る
で分岐して、学習工程の得意不得意が出てくるのではないか。
思い付きですが、明日の更新をこれにしようと思います。
続きはWEBで🐰
現在このように考えていますので、根拠を提示していきます。
質・量どちらが自分に適切かを考える方法
能力を上げるにあたっては記憶定着が大事
我々の能力を上げるのは記憶の定着です。
これは、情報として脳に記憶させるのも、癖として体に刷り込むのも同じで、双方に価値があります。
やればやった分だけ、その能力の質が向上します。
ただし、より上位に行く為には、クリーンヒットした状況と、一番すっぽ抜けて失敗した状況も学習していく必要があります
例えば、【バットを振る】という動作でも、どこに力を込めればより鋭く触れる様になるか。
実戦では、打ち返した玉が欲しい軌道を描いてチームに貢献できるか。
という事を重視しますが、この一番うまくいった、もしくはそれに近い例をコンスタントに出し続けていけるのが理想ですよね。
これには質のいい部分を掘り起こすのと同時に、質の悪い部分を記憶して、次の機会ではやらない様にする努力が必要になります。
どのエピソードが記憶に残りやすいのかで型が決まる
質型=成功体験が強く頭に残る
量型=失敗体験が強く頭に残る
質型に対する考察
質を推奨する質型は、成功体験を記憶として残す能力が長けています。
そして、その成功を再度再現する為に、その成功の型に質を限りなく近づけていくのです。
一回一回の動作に対するものを、その鮮烈な成功イメージに限りなく近づける努力ができる為に、質を取り、成功へ導くことができるのです。
量型に対する考察
量を推奨する量型は、失敗体験を記憶し、次に同じ轍を踏まないという能力が長けています。
失敗体験をするには、量をこなすことが必要不可欠です、そうして量の波状による失敗体験を網羅することで、最終的なアベレージを上げていき、コンスタントに成功を収めるのです。
つまり、失敗量が多いほど、優秀という事になります。
自分はどちらの学習方法を試すべきだろうか
単純な比較方法としては、例えば教科書を5分かけて読んで覚えるのか、1分を5周して覚えるのか。
といったところから始めてみて下さい。
ただし、この例での記憶定着には回数の方が優位に働く為、大抵の方は量の方が覚えやすいと感じる筈です。
また、無心でバットを振りつづけるタイプの人も量型の方が素質があるかもしれません。
どっちかわからない、という人には量型をお勧めします。
量型こそ、凡人が唯一天才に肉薄できる手段なので。
質型は成功の模倣を追求し 量型は失敗の考察を積み上げよ
自分が得意な方が何となく読めてきたら、上記の様に
・質型は自分、他人問わず成功の体験や型をひたすら模倣して追求
・量型は自分、他人問わずに失敗談と何故それが失敗したかを只管考察する
こうしていく事によって、得意な型にあったスピードの自己成長曲線を描くことができます。
勿論最終段階では足りない方を補填していく必要がありますが、ただの一流までなら片方だけでも行けるかと。
ただし、成長速度が鈍化した時点で、逆側にシフトしたほうが良いです。
その項目については学習がかなり進んだという事なので。
最終系・理想形にそうした積み上げで近づいていくので、どちらの型が一概に優れている、というよりは、【どちらが自分に適性があるのか】を考えるだけで十分です。
オマケで、これは【量型】の人が失敗の記憶を定着する為の一例です。
今日の記事は伸びなさそうだなと思った時
— はむらいと@人の皮を被るうさぎブロガー🐰 (@hamwrite30) October 1, 2019
仮説をメモらないとダメよね
要するに、自分が発信した物のダメな部分を考察し、それについての推論を立てようという物です。
ブログの毎日更新日で先を進むクジラさん
最後に、量型でコツコツ積み上げて、着実に伸びて居る方を紹介します。
淡々と更新を続け、結果をコツコツ積み上げる クジラ@ブログ毎日更新200日@kujiranosuzukka さんの記事はこちらです。
発信量、速度、キャラづくり、とても面白い人(鯨?)です。
ブログ100記事更新の後→リライトと更新を交互にやっていく。
僕も実はこの理論、全く同じことを考えていたんです。
量である程度の失敗を積んでから、相の子にシフトする戦術。
でも、毎日更新をどこまで続けられるか自分で知りたくて、結局継続しました。
リライトもちょこちょこしてますけどね。基本睡眠不足です。
目標は短期での収益化ではなく、失敗体験談を含んだコンサル化です。
こっちの記事でも若干それらしい発言をしています。
というわけで、今回は質量議論に対して、提示すべきは自分の得意はどちらか
というお話でした。
もし、方針が決まってなかったら、まず量から試してみましょ
質を最初から追及するのは、初心者の状態だと効率が悪いわ。
正解が判らないから。
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