平日の労働が終わった後、あなたは何時まで寝ているでしょうか?
「平日と変わらない時間だ、普通に起きてるよ!」
と、宣言することはできますか?
僕はできません。
「最近疲れてない?」との問いに、反射的に「私は大丈夫!」と答えてはいないでしょうか?
起きられないのは、気分の問題やあなたが怠けているからではなく、体の訴えかも知れませんよ。
今回はそんな休日の危険信号のお話です。
何でこんな記事を書いているかって?
偶にはサボりたくなるんですよ、色々!
なので、今回はその土曜日にお布団と融合してしまう現象について、怠惰なのかガチ目な不調なのかを判断する為に読み進めてください。
「俺は体力満タンだ!」
って言う人は、大丈夫です。今すぐランニングに行きましょう。もっと健康になれます。
今回は自分ってもしかして、疲れているかも!?
って人向けのお話だからね、そこを忘れないで。
土曜日に起きれない! 不調のサインを見逃すな!
十分な休息をとる事の重要性を語ります。
端的に考えて、慢性的に土曜日に起きる事ができない人は下記の症状が考えられます。
・平日の休息が足りていない。
・睡眠の質が悪く、通常の睡眠だけでは回復したと認識できない。
これらの3つはとても見ていて、つまりこういう事です。
【脳が十分に休息をとったと思い込めない】
体調がどうだろうが、脳みそが疲れたと思い込んでいては取れる疲れも採れませんし
実際に休息が足りていない証拠なんです。
だって脳みその方から疲れを訴えてきているのですから。それは最早脳疲労です。
実際の身体の状態も、脳の状態に引っ張られますし、逆も然りで脳が元気でも体が不調であればいずれ元気が無くなります。
両方が健康であることで、初めて十分なパフォーマンスが発揮できるのです。
アンタこれ書いてるの3時前だって自覚あるかしら?
だからこそ、みんなに休めと伝えたいんだ…。
下がったパフォーマンスと健康はなかなか元には戻らないよ。
通年その状態ならなおさらだ。
脳疲労、疲労の蓄積についてはこちらの記事でも触れています、
脳と体の不調サインを簡単に見つける方法
これはズバリ簡単です。
最近の自分の言動に着目してみて下さい。
特に家族など、身近な人との会話です。
例えば「大丈夫?」と家族に聞かれた時に、あなた自身はなんと返答しているでしょうか?
「大丈夫だよ…」の後にこんな言葉を続けていませんか。
「今は仕事が大事な時期だから、もっと頑張らないと」とか
「今やって居る事は、俺にしかできない事なんだ」とか
「苦労が人を育てる」など、そういった類の発言をしていませんか?
言動が精神論に入ってしまっているのに、お気付きでしょうか。
しかも本音では自分は疲れていると吐露してしまっています。
これらは、オーバーワークだと薄々自分自身で自覚している人達の言葉です。
つまり、こういった
「今はやらなくてはいけない時期なんだ」
という思考回路が先に来ている人は、既に結構頑張って限界付近まで来てしまっている証拠ですね。
どうでしょうか?
最近この手の言動が増えていたら、イエローもしくはレッドシグナルかも知れません。
というか、こんなことを口走っている時点で休みなさい。
危ないわよ!
自覚が無いと、壊れるところまで行くしかないんぁよなぁ。
ここまでで危険信号を持っている方は自覚できましたか?
早く寝る事が、本当の回復への第一歩
睡眠のゴールデンタイムはよく知られるところで22~2時と言われます。
また、人間の身体は朝日を浴びる事で体内時計のリセットが行われる為、基本的に朝日が昇るのに合わせて起きなければなりません。
平日と休日の起床時間が同じにならない人は、そもそも睡眠の質、体力の回復環境が安定していないから、そのような事態になるです。
この様な状態を整えるには、早めの睡眠を取るのが一番の方法です。
まず、2時間早く寝てみる事から始めましょう。
しかも、平日の前の日、即ち平日仕事の人は日曜の夜から始めてみるのがオススメです。
日曜日の夜に早く寝るというのは如何にも「勿体ない」感じがして嫌です。
しかし、そこを勿体ないと思うのであれば、6時でも5時でも、早く寝た分早く起きればいいではありませんか。
睡眠時間が同じならば実質の損はしていません。
さらにさらに、就寝時間を安定させることで、1週間の中で起床時間をバラつかせない。
という事ができる様になります。
今回の早寝の狙いはこの、【起床時間のばらつきを防ぐ】という所に帰結させます。
起床時間の固定が習慣化すれば、自然と体調を回復させていく事ができます。
自分の体調を心底騙すのはとても難しい
自分を偽って生活していると、ある日突然大きく体調を崩したり、精神を病んだりします。
そこまで細かく積み上げてきた努力の値が+50ほど溜まっていたとしても、体や精神を壊してしまえば一気にマイナスに転じてしまいます。
だから無理している時に、「まだ無理できる」と自分自身を騙すのは非常に危険です。
だって本心的に騙されていないのですから。
おさらいすると、今回のポイントは以下の通り
・休日に睡眠時間が不安定なことを自覚する
・起床時間を統一する為、早く寝る
・それを損と感じるならば、朝に早起きして取り返す
今回は休日に起きれなくなる人のお話でした。
睡眠時間のばらつきを抑えて、体調改善に取り組みましょう。
優良記事紹介
DJやきいもさんによる睡眠負債の記事です。
とても読みやすく、睡眠負債の返済方法についてまとめられています。
なぜ悪いのか、休日の寝だめが何故ダメか、朝何をすべきか。
気になる方は是非読んでみて下さいね!
コメント
[…] 土曜日・休日に起きれないと思ったら体からの不調のサインかも! […]