昼食後の血糖値スパイクとは 眠気がもりもりやって来る前の対処法

睡眠・眠気対策

【お昼の食事内容で午後の眠気が決まる】

お昼ご飯を食べた直後って、ものすごい勢いでギューンと眠たくなりますよね。

午後2:30~4:00くらいまでのあの強烈で抵抗が厳しい超級の睡魔。

実は、お昼を取ったことだけが原因じゃないんです。

お昼の内容が原因だって言う事を知っていましたか?

探求者
探求者

消化の為にお腹に血液が行って
頭が酸欠になる体って聞いたけど

はむらいと
はむらいと

それもあるけど、血糖値スパイクも覚えて

対策すれば二重対策で眠気も無くなるかも

今回はそんな血糖値スパイクについて書いていきます。

昼食を意図的に変更して、眠い午後をしっかり攻略していきましょう。

スポンサーリンク

血糖値スパイクとは

糖類

血糖値スパイクとは、血糖値が高い処から低い処へガツーンと落ちる現象のこと。

血糖値というと、甘いものを食べなければいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実は我々が普段食べている物は結構糖が多く含まれています。

日本の主食である米、お昼の時短食の定番である菓子パン。

野菜よりも麺モリモリのパスタなど。

お昼は午後に向けて「いっぱい食べて午後も頑張るぞ!」という人も多い筈です。

しかし、これがNG!

糖質を一気に大量摂取すると、血糖値がグイッとあがり、一瞬元気になります。

しかし、体の方が「あら?ちょっと異常じゃない?血糖値下げるか」と考えて、インスリンを分泌します。

インスリンの分泌により、今度は血糖値が下がる為、体の中では血糖値がジェットコースターを辿るようにグワンと一気に落ちるのです。

インスリンの過剰分泌に血糖値が低下しすぎると、今度は低血糖の症状になります。

暫く食べてない時に脳の動きが鈍くなるアレです。

この状態になると、脳の栄養であるブドウ糖が不足するのです。

そしてブドウ糖が不足した結果、急激で強烈な眠気とが我々に襲い掛かってくるわけです。

探求者
探求者

え、お昼食べられない……

はむらいと
はむらいと

恐ろしいのはこれだけじゃないよ

闇の人格
闇の人格

体の中では恐ろしいことが起こっているのよ

血糖値スパイクの症状

ラーメン

血糖値スパイクは恐ろしく眠気を呼び込みますが、急激に襲ってくる眠気と共に実はかなりの負担を体にかけています。

眠気だけで十分厄介なのに……。

身体の方は糖が過剰に来たなーと思ってインスリンを大量に分泌しますが、その後の作用としては下記のような症状が現れます。

  • ブドウ糖の不足によるイライラ
  • 血糖値のジェットコースターからの毛官へのダメージ→将来的な動脈硬化
  • 隠れ糖尿病の進行

あたりまえですが、何でも摂りすぎは注意という事です。

インスリンの大量分泌による研究はまだまだ進められていて、がん発生の原因の1つか?

と言われることもあります。

こうして考えると、腹八分目って実はかなり理にかなった言葉ですね。

ナン

昼にどんぶり何倍も牛丼を食べたり、カレーとナンのおかわりが自由だからとナンをたくさん摂ったりすることが、如何に体に負担をかけているかという事です。

昼食時の血糖値スパイク対策

さて、そんな恐ろしい血糖値スパイクですが、要するに急激に自身の血糖値を上げなければいいわけです。

つまり、食事の材料そのものに気をつかうか、食べる順番に気を使いましょう。

よく噛む

パン

食物の消化は、居や蝶で結構なエネルギーを使う為まず血糖値云々の以前に消化を助ける為によく噛んで食べましょう。

細かく砕き、食事を長くするだけで短時間での大量摂取による弊害を防ぎ、胃への負担も軽くなります。

15分以内で間食するなどの食事は、意識的に避けるようにしましょう。

よく噛んで時間をかけて食べることにより。太りにくくもなり一石二鳥です。

順番に気を付ける

野菜

よくダイエット中はサラダから食べろ!という表現を聞いたことがありませんか?

野菜類の食物繊維は消化できないから、人間の体内を掃除できるのですが、野菜ってよく噛んで食べると満腹中枢を刺激して、その後の主菜の食べ過ぎを防いでくれるのです。

昼食を取る際は『水→野菜類→主菜』という順番でとる事をお勧めします。

さらに、意図的に野菜を増やすのもグッド。

特に血管の修復に役立つビタミンEなどを多く含むパプリカや、ベータカロテンを多く含むニンジン、食物繊維と満腹感を満たすキャベツの千切りなど、を意識的に取りましょう。

朝食抜きは危険

ダメ

朝食抜き健康法と、朝食を食べる健康法というのは毎年毎年戦っています。

しかし、あのイチローが毎朝カレーを食べていたことを考えると、やはり長く活躍する一流アスリートは『食事を抜く』という管理はしていないようです。

朝食は少量を少し摂るようにして、昼食のドカ食いを防ぐことを目的にしましょう。

ただし、朝から大量摂取してしまっては元も子もないので、ゆで卵や魚肉ソーセージなどがオススメです。

パンを少しだけ逸れるのもいいですね。

ご飯を取りたい場合は判然位に抑えて、副菜で量を調整します。

軽く運動する

ウォーキング

食事を40分程度かけて行ったら、気晴らしに15分程度散歩に出てみてください。

体全体が刺激されて、消化がスムーズに行われるはずです。

休憩中からのスムーズな仕事復帰は休憩の摂り方次第。

しっかり考えて、午後に備えましょう。

「それでも眠気が襲ってきた!どうしようもない!」という人は、通常の眠気対策も、是非参考にしてみてくださいね。

コメント