スーパーリーグで上位がやたらと使っているペリッパー。
技のチャージが早く、ウェザーボールと大技を備えることができる為シールドをはがすか細かく削るかの択を取ることができる。
かつ、あらゆる相手に対してある程度仕事ができる。
ということで器用なポケモンとして扱われています。
今回は厳選しにくいキャモメ→ペリッパーのブレイクポイントを調べていきます。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
ペリッパーの個体値厳選
では早速オススメ個体値を検証していきましょう。
ツールはポケマピさんのブレイクポイントツールを使用しています。
防御力の調整
まず主要な対面相手の一人であるトリデプス。
ここに関してはダメージを抑えるべきポイントが無いです。
上の段の新1位に対しては、うちおとすのダメージを『9』に抑えるという個体も存在しますが、トリデプスの攻撃個体値が2以上になると成立しなくなってしまいます(『2・15・15』など)。
つまり、ペリッパーをいくら厳選しようが相手が個体値を妥協しているとこの関係は成立しなくなってしまうわけです。
そうなると、旧1位のダメージを『10』に抑える防御力さえ持っていれば十分なわけですね。
この場合該当は1845通りで、まずここをチェックします。
このトリデプスを抑える能力を持っている時点で下記のポケモンのダメージを抑えることには成功しています。
攻撃個体値10以上のエアームドのエアスラッシュとアローラガラガラのほのおのうずですね。
さてそうすると、今度はもっと難易度の高いダメージ調整が必要になりますが。
スリーパーが比較的難易度が高いので観てみましょう。
実はこれ、かなり厳選が難しくスリーパー側の攻撃個体値によって如何様にでも変わってしまいます。
で、このねんりきのダメージを抑えるというブレイクに意味があるのかというと。
ハッキリ言ってありません。
スリーパーとの決着は、かみなりパンチを持っていようがいまいが技2の発動→着弾が主な要因となる為、ねんりきのダメージを1減衰する事には大きな意味はないのです。
そもそも10回打たないですしね。
結局防御側の縛りは冒頭紹介したトリデプスのダメージを抑える。
という条件で良いというわけです。
攻撃側のブレイクを考えない場合は、通常のSCP順位通りの物でほぼトリデプスのうちおとすを抑えることができる為、単純にSCP順位の高い個体を採用すればいい。
という事になります。
つばさでうつのブレイク
では攻撃側でつばさでうつのブレイクについて考えていきましょう。
つばさでうつで重要なブレイクと言うとかなりバトル結果の負担が変わりそうな物に、ミュウへのブレイクがあります。
SCP1位のミュウ『10・15・13』に対して、つばさでうつのダメージが1上がる個体が結構存在します。
下記は、シールド1枚同士でミュウがワイルドボルトを2連発した時の比較です。
SCP1位の方はHPを35残されてしまう為、ミュウが即引きをした場合恐らく次のワイルドボルトのチャージが間に合ってしまいます。
しかし、後者はHPを22まで減らしている為次の技を打てる確率が非常に低く、交代受け要因としての役目しか残っていません。
もちろんペリッパーの後続の技1次第ではありますが。
ちなみにこの条件を組み込んだ場合、SCP1位のクレセリアとトロピウスへのブレイクも成立しています。
つまりこの様な状態になります。
そしてこれらの条件を付与したランキングがこちらです。
ランク1位の個体である『0・12・15』はHP118ですから、そこから8前後下がっている個体が多いですね。
ペリッパーのブレイクポイント総評
こうして見ると、攻撃個体値が少し低い個体が良いというのが解ります。
今回推奨されている『11・12・14』などはその典型ですね。
という事でペリッパーの個体値の結論としては。
防御だけを意識するのであれば『0・15・0』など偏らせる必要はなく、SCP順位通りの『0・12・15』で良い。
攻撃面で推奨した、ミュウ・クレセリア・トロピウスをブレイクしたいのであれば、掲載した様な個体値で、ベストは『11・12・14』。
という事になります。
つばさでうつの攻撃力が元から高くない為、変動幅が少ないというのが特徴ですね。
推奨としては
『0・12・15』=『11・12・14』>『0・15・0』>『10・10・0』の様な個体値順となります。
自身の持っている個体がどの形に近いのかを確認した上で、使用するかしないかを検討してみてください。
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