スーパーリーグリミックス。
採用率の高かったポケモン10種を出場禁止として開催されるスーパーリーグの特殊レギュレーションです。
開催期間は2021.4.13(火)5:00~2021.4.27(火)5:00まで。
今回は出場禁止ポケモンという基本ルールのチェックとこれにより活躍しそうなポケモンを考えていきましょう。
出場不可能なポケモン
出場禁止ポケモンが発表されました。
今回はリージョンフォームを含んでいましたので、結果10種(13種)という扱いになったようです。
理不尽!
というわけで禁止ポケモンはこちらです。
- フシギバナ
- ライチュウ
- ガラガラ
- マリルリ
- ブラッキー
- エアームド
- ラグラージ
- デンチュラ
- マッギョ
- ファイアロー
あー……。
んん?
ライチュウとデンチュラって言うほどいました?
ライチュウはなんか?どこで見かけたのかな?
って感じが凄くて、もうなんか別にそれは良いのですが。居な過ぎて何かの事情で入ったレベルかと思っちゃうので。
デンチュラ?
デンチュラ??
明らかにユキノオーやトリデプスの方が見ましたが。
わからん。
知らない環境が沢山あるのかもしれないですね。
活躍しそうなポケモン
では、個人的な推しとして活躍しそうなポケモンをざっくり紹介していきます。
特に前3枚はかなり強いのではないかと思っていますので。
是非採用を検討してみてください。
チャーレム
誰でも見れるヤバいポケモン。
万能カウンター使い。
時にあまえる勢もどうにかするという耐久と通りの良さが魅力です。
餌となるガラルマッギョは環境に居ませんが、苦手なマリルリとファイアローが消えているのは追い風になりそう。
今回はチルタリスとトロピウスをピンポイントで見る為にれいとうパンチ推奨です。
油断しているあいつらを、打ち抜いてやりましょう。
苦手なポケモンで最も環境に居座ってくるのはヤミラミ。
全ての技が通らなくなるので、そこだけは何かで補填できるように動きましょう。
推奨技:カウンター・れいとうパンチ・サイコキネシス
ズルズキン
チャーレムと対を成す、あくタイプのカウンター使い。
カウンター・あまえる勢には弱いもののヤミラミに強くなるなど、ゴースト系へ明確な打点を持つポケモンとなります。
デオキシスに対しては技2で有利を勝ち取れるようになっており、その点も心強いポイントとなります。
環境に万能枠のデオキシスが増えた時に、一つの結論となるかもしれません。
また、普段からズルズキンをエースにした構築を使用している人には、いろいろ言い実験場になると思います。
フェアリー封じのガラルマッギョが居ない為、ここをどう抑えるかがミソになりそうです。
推奨技:カウンター・グロウパンチ・イカサマ
デオキシス
今回デオキシスを止められるポケモンが、環境に少なすぎるという懸念が出ます。
耐久勝負するマリルリがおらず、同じくガラルマッギョがおらず。
役割はトリデプス、各種カウンター勢、アローラキュウコンなど。
30秒ルールではサイコブーストが脅威でしたが、今回はカウンター+いわなだれの汎用性の高さを見せることになるかも。
天敵はヤミラミやバルジーナなど、ゴースト・あくタイプを含んでいるポケモンと成ります。
圧倒的負けが少ないので、採用枠に困ったら入れておけるポケモンと言えます。
推奨技:カウンター・サイコブースト・いわなだれ
カイリキー
実はデオキシスとカイリキ-はいわなだれの回転を考えると、先出しでヤミラミを返り討ちにできる可能性があります。
ヤミラミはいわなだれを連続して受けると、耐久面から受けきるのが非常に困難です。
なので、クッションカイリキーやデオキシスといった引きは結構ヤミラミクッションの方から見ると追い辛い体面となります。
これを利用し、あえてノーマルカイリキーをクッション役として採用するというのも1つの戦術となります。
だだし、あまえる勢2体入りが流行した場合カイリキーでは太刀打ちができませんのでそこには何かしらの答えが必要になるでしょう。
推奨技:カウンター・クロスチョップ・いわなだれ
ヤミラミ
今回序盤に爆発的に増えるであろうチャーレムとデオキシスを刺せる一体。
宿敵ブラッキーとヤミラミが姿を消したため活躍幅が増えそうです。
また、トリデプスと組ませてあまえるの釣りだしギミックを組んでみても面白いかもしれません。
あまえる2枚が流行する場合は、初手で起用することも考えられます。
万能枠の一体ですので、考え無しにさしても結構活躍するのが憎い処ですね。
推奨技:シャドークロー・イカサマ・おんがえし
もし、リトレーン個体をお持ちでない人もキュウコン達やひこう対策におんがえしではなくパワージェムの選択肢も今回は視野に入ります。
おんがえしを打つ筆頭候補、マリルリが不在な為です。
アローラキュウコン
フェアリー勢採用筆頭ポケモンです。
増えるであろうあまえる勢やカウンター族に強気で出られるところが長所で、その他のポケモンもかなり強引に押していくことができます。
エアームド・ファイアロー・フシギバナ・ガラルマッギョがいない為、甘えるに固定しても良さそう。
しかも、今回紹介しているポケモンのほとんどに有利を取れるので「お前何が弱点なの?」というレベルで環境を支配しそうなポケモンです。
推奨技:あまえる・ウェザーボール・サイコショック
バルジーナ
天敵のマリルリとガラルマッギョが消えたこと、ヤミラミが増えそうなことへの答えとなりそう。
今回は主にクッション枠採用としてください。
タイプ相性的に等倍だったり相手がエスパーだったら、とりあえずコイツを投げておけば負けません。
SCPが高く、非常にタフなので時間稼ぎにも最適。
出場できないブラッキーの枠を埋めてくれるポケモンと言えます。
特にブラッキーを普段入れていて似たような動きをしたい人にお勧めです。
トリデプスと甘える勢は止まらないので注意しましょう。
推奨技:バークアウト・イカサマ・つばめがえし
案外弱くなりそうなポケモン
では次に、通常環境より弱くなりそうなポケモンを見ていきましょう。
活躍の場を奪われている気がします。
ユキノオー
マリルリ、ラグラージ、フシギバナ離脱でかなり役割が手薄に。
逆にトリデプス、各種格闘、キュウコンが出場可能な為、明確な役割がチルタリスとトロピウスそしてニョロトノの相手くらいしか無いユキノオー。
ワンチャン冷パン・雷パンスリーパーは増えそうですが、だからどうしたというレベル。
もともと全身弱点なタイプ相性をしており、デオキシスなどには勝てる要素がほぼ無い為採用を見送った方が良いと思われます。
推奨技:こなゆき・ウェザーボール・エナジーボール
トロピウス
格差の権化の代表格。
最強の草タイプです。
しかし、マリルリ、ラグラージ、フシギバナの出場禁止により、役割が瓦解した様に見えます。
色々な観点から戦えるのではないかと取れますが、恐らく環境にこおりポケモンやれいとうパンチなど、こおりのサブ技が増えていくと思われますので『ついでに』対策されてしまう事が多いと予想されます。
トロピウスは役割が一部格闘とニョロトノにしか対応しておらず、デオキシスやヤミラミとは戦えるものの、そこまで無理して採用するほどでもないと思われます。
使いこなせば弱くはないのですが、特別採用する理由もない一匹です。
推奨技:エアスラッシュ・リーフブレード・つばめがえし
チルタリス
フシギバナ・ラグラージ・アローラガラガラが消えているのに対して、アローラキュウコンとトリデプスが残っているため役割がないと思われるチルタリス。
主な役割対象としてニョロトノ・トロピウス・ヤミラミ・ゴーストなど。
技1でゴリ押されると弱いポケモン達が標的となります。
ただ、このレギュレーションは正直あまえていればある程度勝ててしまうので、そこに巻き込まれてチルタリスが全く機能しないのではないかと考えられます。
言わずもがなふぶきニョロトノ・冷パンスリーパー・冷パンチャーレムなども計画が狂いますね。
と考えるとマリルリ離脱に対するアドバンテージはむしろ無いに等しいかも。
推奨技:カウンター・れいとうパンチ・サイコキネシス
簡単な予測
恐らく最初3日はニョロトノが流行ると予想します。
禁止になっていないトリデプスを見れる。
フシギバナ以外明確な天敵がいないなど利点が沢山あるからです。
あと高速回転による安定性が魅力ですからね。
デンチュラとライチュウを封じられているので電気でメタるのも難しいと思います。
ですので初日・2日目はランターンを入れると安定するのではないか。
という説を推していきます。
ただし、全体でランターンが大活躍すると思ってはいないので限定的な活躍にはなるかなと。
実はもう2体大活躍するであろうポケモンが居ます。
そのポケモンが入ったパーティは恐らく終盤の流行でかなり活躍すると思いますので、別途こちらも紹介します。
それらを踏まえて、直前に別のパーティ考察も用意していきますのでご期待ください。
マグロ、ご期待ください。
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